謎解きを作るときって、どんなときなんでしょう。誰かを楽しませたいとき?それとも、自分が満足するために?そんなこんなを考えながら、わたしの作り方の流儀をまとめてみました。
だれか、この感情に名前をつけられませんか。
基本的な方針
できる限り、どなたでも制限なく解いていただけるような謎解きにしたいと考えております。
配色
配色は「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット」を参考にしています。作成後には「色のシミュレータ」を使用し、適切な色分けになっているか確認を行っております。どうしても謎解きに必要な場合を除き、色による文字分けはせずに形(記号)による文字分けをしています。
色と形による文字分けの例
上記の謎解きの場合、「K」はオレンジと斜線、「T」は緑とチェック、「M」は青とドット、「D」は茶と縦線を用いて、すなわち色と形(記号)の両方で文字分けをしています。
ちなみにこたえは「めだまやき」です。横軸の目盛りは5つあります。メモリ1つであ、メモリ2つでい、メモリ3つでう、メモリ4つでえ、メモリ5つでおを表しています。左側のアルファベットとつなげるとめだまやきになります。
ふりがな
まず誰に謎解きをしてほしいのかを考えます。たとえば高校の学園祭の場合、受験生が学校の見学をかねていらっしゃるかもしれません。その場合は謎解き(コンテンツ)に出てくる漢字のうち、まだ習っていないであろう漢字にはふりがなをつけておくことをオススメします。
わたしの場合は対象の学年で習う漢字にもふりがなをつけます。たとえば小6(小学校6年生)の方がいらっしゃる場合は、小6で習う漢字にもふりがなをつけます。時期によってはまだ習っていないかもしれませんので。例として「学園祭編」をご覧ください。
調べるときは、下記のサイトがめちゃくちゃ使えます。
私の謎解きの作り方
「シン制限」の設定
一般的な「謎解き公演」を作る手順
あ。もしかしてこちらの方が知りたいことでしたか。それでは簡単にまとめます。
大項目 | 小項目 |
---|---|
プロジェクト発足 |
・公演概要を考案する ・試算表を作成する ・プロジェクト参加者の招待および役割決め ・公演全体の微調整 |
物語を考える |
・コンテンツの計画を立案する ・企画案を作成する ・タイトルおよびキラーワードを決める |
美術・宣伝プランを考える |
・各部門(美術、宣伝、グッズ)でプランを立案する ・スケジュールを設定する ・各部門間の微調整 |
デバッグ |
・デバッグをできれば1回以上行う。 ・デバッグ後に各部門にて修正を行う。 |
会場設営 |
・会場装飾および各チームで使用する小道具を作製する ・実際の公演会場での設営を行う |
公演開始! |
・公演会場での運営をする ・バグが出たら解消すべく関係各所に連絡する |
どこまで自分で出来て、どこから自分が出来ないのか。一度、確認してみましょう。
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