悠久のひととき

あなたの周りに、こんな人はいませんか。あなたは特に何もしていないのに、なぜかマウントを取ったり、叱責したりする人。はたまた、そこに置いたはずのあなたの荷物が無くなっていたり、あなたがいつの間にか他の部署から嫌われていたり、あなたの所属している部署のメンバーから距離を取られていたりすることはありませんか。――あれ。ありませんか。
おかしいかな、私の周りではしょっちゅうあるんです。この記事のタイトルをご覧の方はもうお気づきかもしれませんが。そう、原因は私の「上司」でございます。いや、もしかしたら原因は特に何もしていないと思っている私自身なのかもしれません。そこで今までに起きた事象について、振り返って検証してみることにしました。すると、今まで考えたことのなかったいくつかの「ひらめき」を手に入れることが出来ました。
日々、いやがらせをしてくる上司から学んだ、「ひらめき」という名の「格言」を備忘録として出来る限り面白おかしくまとめました。よろしければ、どうぞご覧になっていってください。そしてどうか、この「格言」をあなたの心の拠り所にしていただければ幸いでございます。
なお、このお話はフィクションではありま・・・

人物相関図

登場人物

いやがらせ上司

私の上司。私に対して、日々、いやがらせを繰り返す。かくかくしかじ課の課長であり、実権を握っている。自分のポジションが危ぶまれる状況になると高圧的な態度を取ってくる。作業の効率化と上司をおだてることが得意なチームのまとめ役。出勤は始発で。テレワークでも仕事は朝6時から。

ねちねち上司

私の上司2。私に対しては基本的に干渉しない。私がいやがらせ上司からいやがらせを受けていることは人づてに聞いているが、自分の成果に影響を与えない事象には干渉しない。徹底的な成果主義であり、途中経過を上司に報告しないため、私の成果がここで滞留していることがまれによくある。まれによくあるってなんでしょう。

いやがらせ上司とねちねち上司の部下。当初はいやがらせ上司の直属の部下であった。訳あって私がかくかくしかじ課を離れており、約2年後にこの課に戻ったときには、いやがらせ上司はリーダーになっており、私はねちねち上司の部下になった。

「ひらめき」という名の「格言」集

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