第二夜
玉子伊勢うどん
~まめや
目 次
玉子伊勢うどん 〜 伊勢・まめや
見た目は濃厚、味はやさしい――“まめや”のうどん
めんは、三重県産“あやひかり”を使用
たれは2種類の削り節(紀州の宗田節、笹節)から時間をかけて取るだしと、地元、度会郡玉城町【ミエマン醤油西村商店】のたまりと、濃厚な合わせ醤油を使用
きっかけは「田舎っぺうどん」だった
旅先の定番は、玉子伊勢うどん
以来、伊勢に参拝する際には、必ず「伊勢うどんのまめや 」を訪れる。しかも一泊二日なら、昼と翌日、2回通う。注文するのはいつも「玉子伊勢うどん」。ふんわりととじた卵がつゆと絡み合い、やさしさが何重にも重なる一杯だ。地元の常連たちは「カレーうどんもうまい」と口を揃える。たしかに紹介記事でも評判は高い。けれど私は、玉子伊勢うどんの誘惑からなかなか抜け出せない。次こそは……と毎回思いながら、やはり玉子に戻ってしまう。
チャーリーのオモヒノカマエ
創業大正12年、古の味をそのままに。
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